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MVC、軽井沢、煙事燻製工房、哲学と宗教
2010年08月12日
初めての開催となる今回は日本有数の避暑地である軽井沢での開催でした。素敵な仲間と時間を共有する中、ゴルフと語らいを通じてフィジカルとメンタルの両サイドからリフレッシュをし、良好な人間関係を構築することができました。さらにその輪を広げていくことにより、+αの付加価値を増すことができるのです。
その中でも私にとって大きな収穫がふたつありました。
そのひとつが、8 月10日の初日に秋根先生と一緒に食事をした煙事燻製工房です。緑豊かな敷地内には燻製工房が併設され、吟味された季節の素材を使った燻製を堪能できます。レストランは燻製の盛り合わせと本格的な石窯焼きのピザが評判で、食通である秋根先生の御用達であるだけに抜群の味わいでした。
もうひとつが最終日に井上先生と語り合った、というか、ご教授いただいた哲学と宗教についてのお話です。
私のメンターである青木先生からも「バイブルとの出会いが人生の大きな変革となった」と以前からお話を聞いています。私自身ジョセフ・マーフィ、デール・カーネギー、ナポレオン・ヒル等の哲学者・宗教家について根幹はどこにあるのかに興味がありました。ギリシャ哲学にはじまりユダヤ教からキリスト教まで話がはずみます。
哲学と言えばソクラテス、プラトン、アリストテレスですが、ギリシャ哲学の新しい端緒はソクラテスによって置かれ、ソクラテスは徳の問題を取り上げ、人間が善くなるのは何によってかを問い、自然から人間と行為の根拠の問題に移っていきました。
ソクラテスは、このことを問うことに人間にとってもっとも大切なことがあると考えています。
人間が自分にとって最も大切なこと(善)をまだ知らないということを悟り(無知の知)、これを探求することを愛知(フィロソフィアー、哲学)と呼びました。それは、人間が自己を根拠づけている基本へと、無知の自覚を介して、向き直っていく魂の転回の道でした。
ソクラテスの思想は、内容的には自然哲学者たちに見られるようなものではなく、むしろ神々への崇敬と人間の知性の限界(不可知論)を前提としています。
次にソクラテスの弟子プラトンは、魂の転回によって、人が魂の目をもって内的に見えるものがある。これこそに真実在がある、と考えこれをイデアideaと呼びました。つまり潜在意識の存在です。これに反して、自己の外に、感覚を通じて触れるものは、いつも生まれてくるとともに、過ぎ去っていくもの、流動変化を免れない影のようなものであると説きます。これが現実である、と。
目に見える感覚界から見えないイデアの世界に転向していく魂の動きが哲学であり、プラトンはこれを論理的な構想力と詩的な想像力を駆使して、実在界を遍歴する魂に関する雄渾なミュートスとして表現しました。このプラトンの論理を骨子としたのがジョセフ・マーフィやナポレオン・ヒルなのです。
最後に、プラトンの弟子アリストテレスは存在の現象が感覚的経験に与えられるとする点で、自然学者の立場に復帰しています。そして、パルメニデスからプラトンまでの論理説を三段論法という形式として展開し、それを自然の諸領域における原理究明の方法論としました。こうして成立する学問が論証学であり、今日の特殊科学の基礎はアリストテレスの置いたものなのです。
アリストテレスによると、人間の営為にはすべて目的があり、それらの目的の最上位には、それ自身が目的である「最高善」があるとしました。人間にとって最高善とは幸福、それも卓越性における活動のもたらす満足のことです。人間の幸福とは快楽を得ることだけではなく、政治を実践し、または人間の霊魂の固有の形相である理性を発展させることであると説きました。
究極は、ユダヤやキリストなどの宗教にも多くの哲学や倫理が含まれていて、幸福の根源と人としての道理を探求することがとても重要であると思いました。
その後もナザレのイエスにはじまりペトロ、パウロなど、そしてカソリックからプロテスタントまで、私の好奇心を十二分に満たしてくれるほど内容の濃い話ができました。これも懇切丁寧に話をしてくれる井上先生ならではですね。ありがとうございます。
この日の会話が、今後の私自身の人生において大きな指針になることと思います。
最後になりましたが、今回の素晴らしいひと時のために、ご多忙の中、ご尽力いただいた井上先生と奥様の美紀さんに感謝です。ありがとうございました。
|ハワイ|編集プロダクション|
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雑誌・広告・広報誌など、様々なジャンルの出版・広告制作を行う企業を運営。大手出版社のコンテンツのほか、TV番組本、政府観光局の制作物に携わる。さらに2009年にハワイに関する自社書籍、フリーマガジンを発行し、出版社としての歩みをスタート。フリーマガジン連動のポータルサイトも手がける。好奇心旺盛で思いついたらすぐに動く行動派でもあり、渡航歴100回を数えるハワイ好き。日本とハワイの架け橋をヴィジョンに掲げ、日々邁進し続けている。
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